ここ7年位、どのバンドを聴いても『弱い!』って思ってしまう。
世界的にパンク及び、ロックってもんが【表面上】衰退してるのは
90年代にあった80年代や70年代に対するシニシズム以上に
どうでもいい状態になってるのは否めない事実なんよね~。
オリジナルパンクは(一応定義はここではU.K.のロンドンパンクの
事を指す)もう生誕から30年以上が過ぎているしね。
情報としてなかなか良質な音ってのが通ってないっていうか。
昔は情報的にとっても遠かったんやけど、ある程度日本の
ポジションがついた現代において、情報が入るのにいいバンドが
居ない、ってのは結構嘆かわしいんよね~。
吉井和哉のシングルが良かった、ではいけないんだよ。
もっと若い人の押し上げがないと結局、90年代に活躍したアーティスト
がそのまま今の時代ののんびりしたペースで、明らかに質の悪い音を
【配信】としてリリースをする。
音楽ってのは単独で個的に楽しめるもんやった筈で、配信っていう
俺からしたら邪険にせざるを得ない方法(アーティストの意向が分からない
ジャケ無しのシングルとかちと歯がゆい)でのmp3時代。
連れからSUM41をパンクと言われた。
まあ、誰がパンクって言うのかは自由やけど、個的に奴らをパンクとは
呼びたくもない。ややハードなパワーポップだよ。彼らは。
昔のグリーンデイもそんな感じ。
パンクって、音だけで定義したら今は俺をエキセントリックにさせる
音は無い。もっとひもといたらアングラに居るかもしれないけどそゆ
暇もない。
一体何時までがピストルズなんだよ?もうどうでもええっていうかね。
そこに帰らないとあのバイオレンスさが体現出来ない今の状況が
個的に嘆かわしい。
本当のパンクを味わいたいならノイズ系や他のジャンルに相当数は居る。
どうぶっ壊すか、そこに俺は【パンク】の幻想を見る。
上の画像のニナ・ハーゲンなんか存在自体がパンクな人もおるけど(笑)