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Virgin Prunese - Caucasian Walk(ポジパン)
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やっぱり今年の夏は過去5年以内の中でも相当の
不快感を残した(している)夏だと思っている。
故にバテた。
心が折れる位にもうバテた_ノ乙(、ン、)_
8月もほぼこんな気候だろう。
ジメっとして高温、これが一番やばいわ。



粘着質であるヴォーカルが乗るこの楽曲だが、ポップ化
された彼らの最初のアルバムだけど、確かに聴きやすい。
【New Form Of Beauty】シリーズや【Heresei】などと
比べて格段にポップになった。
勿論ファーストシングルからの粗削りな音とも違う。
ワイヤーのコリン・ニューマンのプロデュースでリリース
された(自分が買った2つ目のアルバム)このアルバムを
聴いて、あまりLPの数を持ってなかった故に


これで雑誌に解説されている音が聴ける


思いで聴いたらアングラ所かポップ極まりない世界を
聴いてガッカリした記憶がある。
どんなにヘヴィで暗い世界かと思ったら、自分にとっては
ただの作られたポップ世界でしかなく、確かにポップな
世界を聴く目的で買ったなら良いんだけど、これで
アングラなんか?と驚愕した思いがある。
上に書いたように【New Form Of Beauty】【Heresei】
で言われてた世界とは違った訳だ。
ただ、この楽曲を入手した時点では【New Form Of Beauty】
【Heresei】など売って無かったので、俺はそれらの世界
を後に知る事になり、そこの世界にはまった人であり
このアルバムは有名だったけど、満足しなかった訳だ。




でもポップで素敵なねじれ具合などを考え、彼らのその後
の事を考えると一番聴きやすいアルバムなのかも
しれない。
この楽曲は、ツインボーカルの掛け合いがある種ミニマル
テイストで突き進んでいく、この当時で言えばパンク
的な色が最も出た楽曲だと思っている。
「白人が歩いている」というタイトルを言い放つ楽曲だけど、
このテクノにも通じるような構成はクセになる。
ポップさがゆえに性急なビートの上でヴォーカルが絡む。
アレンジをポップにしたが故に破壊力がこの楽曲には
ある。
3つのコードでこんなに変に歌える、という意味で割と
お勉強になった記憶がある。
下手したら2つのコードでも行けるのかもしれない。
ジメっとした世界はあまり感じず、やはりニューウェーブ
やポストパンクからのポジティブパンクの事を語る
上で外せない楽曲だと思った。

by kyo7272 | 2022-08-03 21:49 | 音楽

音楽中心に雑貨や愚痴とか☆JUNKな感じ(*ゝω・)ノ
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