所謂日本のテクノポップ、海外ではエレポップと呼ばれたジャンル
ではあるけどエレポップと80年代テクノポップというのは
なんか違うような気がするんだけどね。
近田春夫って好きですか?って問われると
う~ん、な感じなんだよ。
日本のテクノポップって言えばプラスティックスやヒカシュー、
P-Model、ジューシーフルーツ、ヴァージンVSとかかな。
俺の知らないのも居るんだろうけど、この時期の近田は
テクノしててね。
イマイチって言うのは元々デビッドボウイなどの耽美的
ルックスが好きな人からすると近田さんはちょっときついんだよ(笑)
テクノポップに限らずだけど、どこまでフェイクで居れるか、
どこまで本物(一個の人間が)が機械を同化出来るか、な
そんなのある訳じぇーじゃん、な世界を割と真剣に取り組んでた
のがイギリスのゲイリー・ニューマンでね。
じゃあ日本のテクノポップ(エレポップ)と海外と何が違う
んだ?って問われると
日本独自の歌謡曲性
に尽きると思うんだよ。
ちっともキュンキュンしないけど、それを真剣にやろうと
してるのがこのバンドだけでもないけど、まあこのバンド
がやってるコンセプトで日本ってノイズにしてもイメージで
大音量にしたりテクノもやたらキッチュに作るってイメージ
があってね。
ビブラトーンズFunってアルバムしか持ってないないけど
この曲が一番センチメンタルかな(笑)
当時80年代初頭だっけか。安直な近未来に期待してたの
かな、とも思えるんだけどね。
エレポップにしてもニューロマンティックスにしても
安直なんだよ。
どうしても時期的にパンクと被るというかポストパンクに
つらなっていくけど全てが薄っぺら、ただオールドウェイブの
人達はフォーク的な物が見えたり、新しいポップ感を
作った人たちなんだけど今の若い人がこれ良い!!!!
って言う人は少ないと推測してるんだけどね。
女アイドルに歌わせた方が良いような気が個人的にするし。
ただ、歌詞まどは割と男の情けない部分を歌ってるし
下手すると【キモオタ】な世界でもあるんだけどね。
そこに関してはYMOとは全くベクトルも過去にやってた
事も違うので、申し訳ないがやっぱり安直だ!
と言ってしまおう(笑)
だってさ、ださいんだもん(笑)
そこが好きな人にはたまらない人だと思うよ。
初めて言うけど80年代初頭辺りのテクノポップの日本
アーティストって全てではないけど、イメージとしては
ださい自分を煌びやかに見せる最新のテクノロジーの
武装をつけて自分の情けない部分を歌って、半分機械に
なったイメージをつけたいんだけど、今の時代の若い
人が聴いたらマジ無理だわ、な世界ではるとは思うん
だよ。
馬鹿にしてるつもりじゃなくって歌上手いの?
って言われたらそうでもないし(笑)
ただ演奏してる人達は割と秀逸かな、って感じかな。