やっぱりユカイの歌は好きだ。
ただバラード=恋愛、ってのがこの歳になって気に入らないけど
男の切実な気持ちってのは数年前まで異常に持ってたから
分かるし、共感する部分もある。
でも女と言う生き物は男の思考とは違う生き物だと思ってるから
女が今、大嫌いだ。何もされてないけど全体的に嫌い。
まあ、いいや。女嫌いなのはずっと言ってきてる事だし。
彼らの作った作品のバラードの中でこの曲が一番好きなんよね。
歌いっぷりはこの曲に限らず素晴らしいけど、月並みだけど
熱唱型のバンドの少ない事と言ったらありゃしない。
結局この時代に戻らないとこゆ【匂い】のするバンドが居ない。
昔は良かった、なんて言わないけどあまりにも聴きたい
バンドが居ない。
俺が今20歳だったらどうか?
きっと80年代や90年代に歌ってたバンドを好んでいただろう。
俺の年齢で60年代とか70年代の古い音楽ばかり追い求め
80年代、90年代のバンドを好きだ、と言えない荒ぶれてた
時期だったので素直に好きって言えなかったけど、やっぱ
起点は2000年代に入ったゼロ世代から単発的に良い曲は
出てくるものの、【絵】になるアーティストが俺にとっては
皆無なんだよ。
BOOWYって言えばあんなのだったな、イエローモンキーなら
こんなライブだったな、って絵が出るけど歳食ったせいもある
んだろうけど共感できないバンドがあまりに多い、って言うか
好きだ!って言えるバンドはアンビエントの世界、ノイズの
世界などなどを除くと全く居ない。
デビットボウイもピートバーンズも死に、マイナーなんだろうけど
あのCANのホルガーシューカイも死に、俺に影響を与えた
メジャー/マイナーアーティストがどんどん死んで行く。
そりゃそうだ。
70年に20歳でバンドやってたとしてもほぼ50年近く前の人が
そのまま歳食えば70歳近くになるし。
脱線したけど、レッズは硬派できらびやかなロックンロールを
やっていた。
それを浴びてた頃にこんなバンドはごろごろ居るもんだけと
思ってた。
そしてロックってには信じちゃいけない、って事も学んだ。
でも、熱狂できる瞬間はあった訳さ。
この素晴らしいロックバラードを聴きながら懐かしさも
多少入ってるんだろうけど、こういうメロディのタフな
ロックをやる人間が減ったもんだな、と半ば現状に呆れながら
この曲を恍惚としたテンションで聴ける訳だ。
今の時代に生きてる若者はちょっと損してるわな、って
思ったりする訳だ。
全員に当てはまる事ではねえけどさ。
素晴らしいバンドが居る事の認識と今の俺のイライラ感は
どこか通じてるんよね。
我慢も必要、でも自分の意見をあえて言わないと何も変わらない
のさ。
クソ会社に対しても相手が変わらないなら一言言ってやればいい。
鬱になる程頑張ったって意味ないって。