今の状況で、今後もこうなのかもしれないけど、
【吉宗評判記】が無ければ、かなり病んでいたかもしれん。
勿論、自分の作る音楽や聴く音楽、フィギュア、画集、
服など自分の興味のある事はあったが、視聴で
ここまで癒された事があったのか分からないけど
深夜アニメを見るより余程癒されている自分は無視
できなくってね。
この頃の【暴れん坊将軍】に型は無い。
そして現代的なお約束事もない。
そこで俺の好きな部分であったりするんだけどね。
白身の刺身を食って
【美味い!】と言っているシーン。
【将軍様にも食べさせてやりたいな~(己の事(笑))】
という俺の好きなシーン。
表情が活きている。
これを見ただけで、癒されている。
何故、松平健が人気があったのか分かる男前なショット。
将軍にとって重要な役割を果たすサブちゃん。
火消しとして、江戸っことして吉宗に進言するお友達。
90年代ではすっかり年寄りじみていた彼もこの時代は
八方破れなめ組の人だったのだ。
美空ひばりも出てたんだよ。
この後、10年後位に死んでしまうが太刀まわりは上手かったし
何をしても芸は達者だったんだな、と言う印象だ。
前にも書いたけど、元々時代劇なんか好きじゃなかった。
はまったのってここ2年とか。
俺にとってはどうでもいいジャンルだったし見る事もない
と思っていた。
けど現実に自分で【癒し】とまで思える程になった。
何でそうなったのか?
不安定な現在世の中において、初期の荒くれとは言え、
お約束がある。
お約束が無いのが斬新だった時代は今は必要ない。
そして男気と若いから良い意味で青い。
今は良い意味でお約束が無い時代だし、
お約束あると何故か安心する。
そういう時代だからこそ、吉宗が実際どこまで手を入れて
庶民を幸せな政策で導いたのかは分からん。
結局はドラマだし。
でもその【ドラマ】の中の松平健は伸び伸びとした表現、
表情をしている。
そこに癒されているのが俺であったりする。