この人達がインダストリアル系のボディミュージックの
元祖とは言わないけど、ポピュラーな、そして特異な
存在かつポップであったのは事実だと思う。
かと言って今知ってる人ってのはこの人達が活動
していた時期以外の人が知る事はそんなに無いの
かもしれない。
どうもインダストリアルってのが俺はノイズをイメージ
するのでmuteレーベル系統などの音になると
インダストリアルってなんなん?になる。
このバンドは好きな曲と流していいわ、な曲が結構ある。
初期においてはそれが多かったかな?
時代に合ってたのかも分からないし、大してヒットは
出てないけど、それなりにライブをやれば客が入る、
そんな存在。
そんな彼らが再結成をしたらこんな遠藤が
【ろっくんろ~るぅあ!!!】
とタンクトップ着て歌うとは思わなかったけどさ(笑)
そんな映像も既に11年前となる。
次々に90年代に活躍してたバンドがバタバタと解散をし、
ここから日本の音楽のある種の流れが変わったと思っている。
割りにこの音源はスタジオオリジナルより好きでね。
本当はデペッシュ・モードなどのポップからインダストリアル
な音になったものを具現化させたかったのかもしれないけど、
レコード会社もこのバンドをどう扱ったらいいのか
正直迷ったと思うんだな~。
3人のキャラクターが全く違う、冷たい質感だった
当時はやはり万人受けする事もなく消えた。
でも傑作曲は何曲も作ったし、ひっそり聴いてたけどね。
最近では若い人と喋るのにエレクトロニカ系統しか
話が合わん。
もっともエレクトロニカ系統を聴いてる人間もそんなに
居ないので何年経っても音の趣味が合う人間など
おらん。