昨日、ボクシング世界タイトルマッチで井岡VS八重樫戦があった。
とても素晴らしい試合だったが、俺は辰吉のあの呂律の回らなさの
方が残念ながら印象に残ってしまった。
正直パンチドランカーだと思われる。
元々彼は呂律が良い方ではなかったけど、年々呂律が回らなく
なってるな、って思ったのは最近の事ではなくってね。
10年以上前からそれは感じてて。
そして昨日、まあ、興行だから薬師寺との戦い以来だからゲスト
で呼んだんだろうけど、喋れてなかった。
俺は辰吉をヒーローとしては見ていない。
ただ、仕事をさっさと終え、彼の試合を見ては戦慄を覚えたり
落胆したりしたけど、娯楽と言っては失礼だけど楽しめた。
元々ボクシングは好きだったし、体調改善のためにボクササイズ
的な事を無料でやらせてもらった程度で言うのもなんだけど
正直きついスポーツだ。見てるよりも、もっとな。
動画を2つ載せてみたけど、まだ一番上の動画では何を言ってるのか
聞き取れる。
でも昨日のは。。。
動画2に関してはあまりに酷い。
それが彼の生き方であるのはよく分かるが、正直自殺行為以外の
何者でもない。
そしてボクシングというスポーツは残酷だ。
この滅多打ちにしてる相手選手、この人はこの若さで日本のリングで
死んでいる。
本人がやりたい、それなら仕方が無い。
家族も止める事が出来ないのも分かる。
彼から学ぶのはとことんやれ、それと毎日の持続。
確実に命を削ってまでやる本能。でもあまりにもその代償は大きい。
パンチドランカー。死に至る事もある。
適切な治療を受けても治る事はない。
まさにリアル矢吹丈になりつつある。もうなってるのかもしれない。
それだけ危険な【仕事】であるんよね。
短く生きるとかそゆ事じゃなく、動きは落ちても闘争本能だけは
残っている。
ここまで頑なにやっても本人がそう思ってるなら仕方ないけど
昨日の興行のようにメディアに出れるレベルの会話が恐らく
出来ない位、酩酊していた。
彼のしている事は素晴らしいけど、俺はこんな人生は歩む事が
恐ろしい。
昨日の彼の呂律がまわりまくってないのを目の当たりにして
統一戦の興奮を軽く飛び越える位衝撃だった。