【Merzbild Schwet】という3枚目のNurse With Woundの快作。
童謡がここまで恐ろしいのか、って印象が最初にあってね。
冒頭のプツプツ言うのは俺はアナログしか持ってないので傷行ってる
んかと思ったら違った(笑)
不気味な低音に【東京の~】と述べ延べ語られる恐ろしい世界。
でもハーシュノイズで無いので轟音って訳では無いけど、一般の
人が聴けばかなり変だろうな~。
暴力的なノイズは一杯現代にもあるけど飽きるんよね。
好きではあるけど、良いのって少ない。
俺もそゆの作ったりしてるけど、元々ノイズをやる、ってより行き着いた
世界がそこだったもんで最初から騒音を鳴らそうなんて思ってないんよね。
確かにスラッシュメタルだハードコアだ猛烈な騒音を撒き散らす世界には
いたんやけど、どっか異端でありたいな、と思ったらこんな世界に居た
時もあったな~と。
今ではノイズのライブとか滅多にせんけどね。
因みにこの辺りのアルバムは高取引されてる、っていう所謂ノイズ系の
世界が見られる。
数が少ない分マニアで取り合いって訳だ。
そうして閉鎖的なレコード屋は東京で知ってるとこがある。
あえて書かんけどな。
Nurse With Woundは現在も活動してるのでアルバムの数も多いし
音も多彩なのでどれが一番いいのか?ってのは個人の好みだと
思うけど、80年初期の空気を味わいたいならこの辺りのアルバムは
要るかな、とは思うけどね。
これ聴いて、あかわんわ、って思ったら縁が無いって事やね(笑)
アングラしてるから本物ではない。
この人が本物であったりするだけで、良いこの手のアーティストで
居る訳じゃない。