日本で恐ろしく息の長い【ビジュアル系バンド】だ。
まあ、ビジュアル系であったかどうかなんて俺にはどうでもいい事
なんやけど、初期においては確かに相当な長さの髪の毛をおっ立てて
たしそうなんだろうけど、【TABOO】からの彼らに興味を
持ったのであまりそゆのは気にしてなかったけどここまで活動を
すると思ってなかった。
日頃チャートなどをあまり見ないけど、さっきwikiを見てびっくりした。
あまり売れてない時期もあったんじゃないか?と思ったらとんでも
なかった。
猛烈だ。バカ売れもしないけど、落ちもしない。
そして音楽は進化・深化していく。
正直2000年代のアルバムは数枚しか持ってないからyou tubeでの
確認しかしてないけどあまり風貌も変わらず、コンスタントに活動
してるバンドってそうそう居ないと思う。
元々今井はニューウエーブが好きだったんよね。
バウハウスやラブ&ロッケッツなどのイギリスゴシック辺りが好きだった
らしくて確かにゴシックの影響はかなりあるとは思う。
個人的に桜井のボーカルの声質があまり好みではないんやけど、でも
BUCK-TICKというバンドのボーカルには合ってると思う。
ここまで活動が長いとどの曲が良いんだ?ってなるとかなり難しいけど
俺は再録音されたこのバージョンが好きだ。
ラブ&ロケッツを彷彿とさせるようなアコースティックギター。
幻想的な響きをしてるんよね。
オリジナルは【TABBO】に収録されてるけど、こちらのテイクの
方が俺は好きやね~。
PVは持ってるんやけどなんか栄枯盛衰、食われる者と食う者、
敗者と勝者の対比が描かれてるこのPVが好きなんよね。
花が実をつけ花びらとなりキラキラと謳歌した後は朽ち果て、次の
代の肥やしになるべく死ぬ。
切なく悲しい映像とこの曲が妙にマッチしていて凄い好きなんよね。
俺は確かに熱狂的なファンでは無い。
でも決して外せないバンドであるのは確かなんよね。
デビュー当時は同じ群馬出身って事でポストBOOWYとよく言われ
本人達も嬉しいんだか、うざいんだか分からない状態だったと思うけど
こうしてシングルもアルバムもライブもコンスタントに質の高いものを
提供してる事自体が凄い事だと思う。
俺の好きなイエローモンキーがこのような活動経歴であったら、と
思ってしまうんやけどね。。。。。
ポップでインダストリアル要素もあり、ゴシックでダーク、でも
幻想的な曲を今も現役バリバリで歌い演奏する。
敬服するわ、ほんまに。