このバンドは70年代中期から活動してたバンドでリーダーで
ボーカリストのジョン・フォックス在籍時の3枚のアルバムは
曲も構成も良かったのにちっとも売れなかった。
後にリーダー&ボーカリストになるミッジ・ユーロが加入して
からはころっと変わったように売れるようになるんやけどね。
この曲はロキシーミュージックがパンクになったかのような
小気味良いノリのビートを信条としており、好きで結構この
曲を聴いてるんよね。
昨日はノイズ関係の書物、作品を聴いたり読んだりしてた
ので、ちと耳が麻痺ってるかな~って思ってULTRAVOXを
ふいに聴いてみたんよね。
彼らはいち早くエレクトロポップとしての作品を構築してて
実際は後の何処を聴いても機械音、って言う所謂ニューロマ
やエレポップ、この当時で言うならテクノとはまた違った
初期のエレポップの息吹というか、多少パンクに触発された
であろうアナログ性は感じるんよね。
何しろ物静かなジョン・フォックスの歌が熱い。
初期の3枚ではトータルとしてもこの2枚目が一番好きで
前半の畳み掛けるロックから後半のアンビエンスな静かな
エレクトロポップも好きでよく聴くアルバムなんよね。