意外と俺はフォークギター系の音を聴く。
山崎ハコもそうだったし中島みゆき、高田渡、吉田拓郎と
他売れ線っぽいのからまあまあ聴いてるんよね。
元々ボブ・ディランとか好きやったせいもあるかもしれんけどね。
実際に同時代性が無いのでどのような雰囲気であるのかは
レコードやCDからでしか伺いしれない部分はあるものの
この岡林信康って人は歌詞をあまり見ない俺でも
【何かちゃうな~この人の歌】
って思ってたな~。
放送禁止が多かったらしいけど、題材が当時(今もかもやけど)
としては大きかったのもあるんかな~って。
実際放送禁止になった事はなくって自主回収したりして
措置してたらしいけど、彼のアルバムって俺、3枚しか
持ってないかな?
ライブ盤のが一番好きやったんやけど、フォークの神様、って
イメージからの脱却に随分人生を費やしたみたいだ。
俺はこの人の歌を同時代で聴かれた方とはきっと違う
認識で聴いてると思う。
時代背景も違うし、でも、いつの時代でもこゆ切ない
風景ってのは何処にでもある。
それよりも彼の優しいギターと歌い方が好き、って方が
俺には強い。
変な言い方やけど、安心感って言うか。。。。。。
そゆ類の人ではないのはよく分かってるつもりやけど
彼と俺との距離ってのはそのようなものだったりする。
この曲は小さい時から何処かで聴いてて何故か口ずさめる
ような位知ってたんよね。
内容も曲調も暗い。
でも、何故か俺のイメージする60年代および、70年代初頭の
【いい部分】って解釈の香りがして凄く好きなんよね。
この人を分かる、分からないってややこしい部分を除いて
シンプルに曲に浸るのが俺にはベストな距離感であって
その時代を強靭に生きた人は、やはり彼はフォークの神様
って事になるのかな?って思ったりしてて。
俺はどんな好きなアーティストでも神格化するのが好き
でないので、もしこの時代に生まれてたら俺の性格の事やから
またとんでもない事を言うてたり行動してたような気はする(笑)