最近の俺は自分の好きな音楽の事を語れてない、って思って
半ば酔いながらブログを書いてるんやけど、昨日の続きっていうか
まあ、そゆたぐいのブログ。
日本ではメジャーに居ながら(居るからか?)言葉に頼るしかない
過去の自分との対峙をしてる人の事を多少多く書いてる向きがあった
けど、元々の俺はそゆもんでない志向をしてたりする。
そこに意味があるのか無意味なのかはリスナーが決める話だ、っていう
ごく簡単な物だったりする。
イギリスのバンドだ。
もう活動をしなくなって15年過ぎている未だに活動するのかどうだか
分からないバンド、それがMy Bloody Valentine(以下マイブラ)。
マイブラの影響の元に色んな解釈の元、【音響系】なるカテゴライズされる
バンド達が90年代半ば辺りに隆起してマイナーなムーブメントを作った。
過去のサイケデリック志向も含まれる傾向はあるものの、【マイブラ以降】
を感じさせる音の、特にギターにおけるノイズとハーモニーにおける
耽美な音を提示していたのがこのあたりになる。
毎年のように再活動を報じられるマイブラより、他のアーティストを模索、
ないしは俺も同じような事をしていたので自分で作った方が早い、ってのも
あって彼らには大して期待してないけど、この世界とさっき言った【音響系】
のアンビエントの部類に属するアーティストに焦点を当てて以前かなり
購入してたように思う。
アーティスト名も思い出せないようなもんやったけどね( ´⊿`)y-~~
所謂、【ノイズ系】アーティストと似てるようでアテテュードは似てるかもしれな
いけど、ギターの織り成す極限の音と破壊は一線を画してたものがあったり
するんよね。
マイブラは再結成の話があっては流れる。
俺はマイブラのした事ってのはブライアン・イーノ言うところの
【ポップの新しいスタンダードを作った】
って言葉が印象的やったけど、ここから彼らは姿を消す。
たまにメンバー出るけどね( ´⊿`)y-~~
家に溢れんばかりある特にアナログの音響系の量。
なかなか彼らを超えるものが見当たらないのも事実で。
似てたらなんか良かったかな?って部分でしかないのも多かったり。
マイブラのどの部分が好きか?っていうTHE YELLOW MONKEYの
変わり目の早さと同じようにこのバンドにも存在している訳だったりする。
Lovesliescrushing視聴
これが現在系(って言うても結構昔)のマイブラの浮遊とギターノイズを
合致させたプロジェクト、それが
ノイズ系の世界でもあんまり耳にしない音。
ノイズ系は多少ポップカルチャーを無視する部分がある。
音響系を語った所でまるで相手にしないシニシズムがあったりする。
彼らはマイブラ・ミーツ・フライング・ソーサ・アタックのような音をしている。
元々はScott CortezのプロジェクトであってLovesliescrushingは
それの一部にしか過ぎない。
astrobriteという名義で出してる音は正直、音構築やリズム以外は
マイブラのコアな部分を助長させている音になっている。
この世界を無意味というならノイズも甘美なギターアンビエントも必要
無い人だと思う。そういった世界だ。
音で人に感覚を想起させる。
言葉は誤解を生む。
発した意味が届かなかったりする。
astrobriteやLovesliescrushingのようなアーティストには言葉など
何の意味もない。
言葉とは学習してやっと喉から発する事が出来る高等な作業だったり
すると俺は考えてる。
物を書く人とか羨ましいと思う部分はいくつかあるけど、言葉とは所詮
誤解を招きやすく、人によって文字と言うのは受け取り方が千差万別で
あったりする、厄介な作業であったりもする。
音って言うのは勿論そういった要素を含むものもあるけど、基本的には
聴いたダイレクトな音が人々各々の中で感ずる事ができうるツールだと
俺は常々思っている。
正直、今回あげたLovesliescrushingなんかに言葉の意味はない。
人がどのように感じるかも千差万別だ。
大概はこの音を嫌うようやけどね( ´⊿`)y-~~ 。
そゆ意味では本当の??ノイズ系も同じ道を辿っているといっても
過言ではないと俺は思っている。
聴いた俺本人はこの音が必要であったし、自分でもこれに類似した音
は作るもののまだ何か足りない。
ただ今の俺が言えるのはこの宝石箱のように光った俺の感覚だけは
忘れたくない、それに助長して俺の創作活動が顕著に一日でなった
高揚と効用は忘れたくない、っては思ったな~。
吹き出るマグマが留まらずに湧いてくる正の感覚が俺にはよみがえってくる。
そゆバンドと出会えた事が生きてて良かったと思うし、俺より後やけど
同じ志向の人がアメリカ人とはいえ居た、ってのが嬉しく思う。
酔ってるから乱文やったらすんまへん(´Д`)
まるで恋愛で楽しく、でも儚く砕ける後のレクイエムのような音だ。