俺が作る音楽ってのは何処か破滅的なんよね~。
荒削りっていうか洗練はされてない、何処かアナーキックな世界
を展開してるように思ったり。
感性がそうにじみ出てくるって言うかね~。アコースティックの静かな
曲をやってもなんとなくやけど、暴れてるっていうのかな~?
人が聴いたらそうでもないんやろけど、自分ではなんとなく分かる。
出身が元々パンクからバンド活動を行ってる部分はやっぱり大きいと
思うし、3歳からやってたピアノの世界が俺に何処となくゴシックな
世界を展開するような思考にさせてるように思ったり。
結構俺は語感で歌詞を書いたりするんよね~。よって、俺の歌には
時に頭を悩ませる歌が多い。そこに意味を見出すのは聴いてる
人であったりするから色んなイマジネーションあってええかな、と。
勿論、意味性を全く排除してる訳でもないし、その曲のテーマに沿った
事を念頭に書いてる曲もあるけど、基本的になんとなくああ、こんな
感じの曲ね~っていう【イメージ】を分かりやすくしたタイトルが結構あったり
する。
俺のある曲に【PINKY VICE】って曲がある。
俺のイメージでは絶対に静かなイメージのある語感でないし、パンキッシュな
イメージすら持つ。確かに、ハードコアパンクとまでは行かないまでも
性急な曲であったりする。この場合やと【PINK】を入れる事によって大体何を
歌ってるのかが想像出来るかな?ってタイトルをつける。
淫欲のちと悪循環というか悪さっていうか、ようは卑猥な歌なんやけどね(笑)
多分、そゆイメージを皆持つかな~と思うんよね~。
それは音と一緒になって初めて合致する、っていう。
そゆ【イメージ】の世界を印象づけて語感中心に歌詞を書く。
俺は詩は書くけど、歌詞に関しては語感にピンと来ない限り多少意味性を
排除しても語感の方を取る。そうでない逆のパターンもそうやけど
結局音楽で自分が楽しめないと【不自由】に感じてしまうからだ。
俺は何故こうなってるんだ?何故ここが皆と俺は違うんだ?
っていう演奏をしたり歌詞を書いたり、ケバケバしい姿でノイズを撒き散らす。
ただ、一個のバンドの作業でそれ全てを表現するのは無理だったりする。
のでやたら俺名義のプロジェクトというかバンドが多い。殆ど一人の形を
とるのが多いんやけど、やってる音も千差万別であったりするんよね~。
カセットやCDを自主でリリースしても俺のやってる事ってまとまり
がなく節操なく他ジャンルに移行しては何処かへ戻ったり別の場所に
到達したりする。具体的に俺がやってる事ってのはニューウェーブ時代の
暗黒的な音であったり70年代のジャーマンプログレに触発されたような
ノイジーでダークで牧歌的で。。。。。とこれらをシェイクすると変な
ものが出来る。
ハーシュ・ノイズ、エクスペリメンタル・ノイズ、ゴシック・ノイズ、アンビエント・ノイズ
パンク、ハードコアパンク、サイケ、アンビエント、ダークアンビエント、ミニマル・
ハードテクノ、フォーク、シャンソン、グラム、音響系一派、マイブラ系統、
ダーク・サイケ、ジャンク、他と言ったように結構多岐に渡ってるんよね~。
ので、これらを一個のバンドにまとめる事ができなかったりする。
どっちかというと攻撃的な部分と静謐な部分が両極端に製作されてる
事が多かったりする。大概機械をいじって、適当に音色を決めて
リズムを頭で描く、っていうやり方で曲を作る事が一昨年までは
多かったんだな~。ここ2,3年は歌をメインにした曲を作ってるんやけど
昔っから他と違うものを出したくて、音のいびつさが俺と社会との
分別だという思いでギラギラした眼差しで作ったりする。
この世界ってのは深いのか不快なのか分からない世界やけど、俺には
【汚れた】世界、美、耽美さ、ノイジーさがどっか必要になる、ていう
なんだか訳が分からない音を志向し、そいった音楽を購入したりする。
ジャーマン一派は登場したシンセサイザーの使い方が分からずに
適当にアナーキーに使ったが故にああいったとんでもないアーティスト
が出て来る事態になって、それはUKパンクの時代から繋がってたり
する。結構発想が俺もそうなんで、だから語感で音楽を作る。ただ、うめいてるだけの曲もあるし、ボーカルの曲が無いのも結構ある。
声を楽器として使う場合もあるし。そうやって俺は自分の嫌な人生と
対峙してきた向きはあるんかな?
俺の好きな音色で例えばギターをLIVEで【愛撫】するのとSEXで【愛撫】
するのとあんまり変わらない発想をしてるんよね~。
ので、声や音や耳に聞こえるものは、いかに自分が感じれるか、って意味
で俺の歌詞もその響きに乗る要因のひとつでもあんのさ( ´⊿`)y-~~
って事で誰も興味がないやろけど、こんな感じで曲を作ってますわ( ´⊿`)y-