フィールドレコーディングだけの音。
ノイズに近しいダークこの上ないダークアンビエント。
少しゴシックテイストがある女性コーラス物。
アンビエントのドローン+ヒーリング的な物。
俺はどうやらアンビエント+ヒーリングな物が一番
好きらしい。
そういう上では、このアーティストの作品はまさに
そんな感じ。
確かにアンビエントの中にもヒーリング効果が期待
出来るサウンドもある。
だが、アンビエントとヒーリングを丁度良い配合で
溶け合ってる物、どちらかと言うとアンビエント寄りな
ヒーリングが俺には良くってさ。
俺の作るアンビエントも不思議な事になってしまう
場合があるんだけど、シンセサイザーをメインで
作る時はこのアンビエント+ヒーリングの世界になる。
ギターだけで作るとルーパーなど使って、ディレイ
や色々即興でやるから時にノイズちっくになる(笑)
そのままハーシュノイズを作ってしまえ!と言う作品
も割と多い。
元々ゴシック的なアンビエントとノイズってのは割りと
俺の中で近くってね。
ゴシック的なアンビエントは俺がピアノを弾いてた
応接間が丁度ゴス的な暗さがあってね。
毎日練習するからず~っとその感覚を幼稚園の頃から
浴びまくってた訳だ。
ノイズってのは=Ramlehの事だよ。
Ramlehの最盛期、俺がライブ行った時もそうだったけど
轟音だけどディレイのお陰でパワーエレクトロニクスという
感覚より、若干引退する前の後期のM.B.を彷彿と
させてた感覚があってね。
もっともリクリエイトされた過去作品をテープ逆回転させて
エフェクトかけるとか、俺もカセットのMTRの頃はそんな
感じで作ってたし。
怒りがあるからディレイノイズに向かうか、アンビエント
+ヒーリングに行くか、って割と表裏一体でね。
人を愛せなくなったもんでバンド形式のポップロックソング
でも愛を歌う事はまず書かないんだけど、怒ってるか
穏やかか、の違いだけで作るプロセスは割りと近い。
ギター一本+エフェクターだけで素晴らしいアンビエント+
ヒーリングを作ってる人が居るけど、あれは凄い
テクニックが要る。
俺はそこまでは到達してなくってね。
でもシンセサイザーなら出来る。
メロディは基本平坦、高揚もしないし。
でもその平坦さにこそ俺の求めている世界がある。
基本俺のアンビエントは平坦なメロディなんだよ。
ギターでアンビエント作る時はどうしてもギター心が
働いて余計な音を入れてしまう(笑)
要は俺が思ってるより弾き過ぎなんだよ。
俺は言葉を綺麗に操る女性が好みであったりする。
【神曲】とか【神回】とか意味不明な事を言う女の
多い事。
言葉の乱れ、姿勢の悪さ、すぐ悪態をつく女ばかりだと
思ってるから要らないんだよ。
でも、俺がイメージするのは不純物が一切ない女性を
イメージはしてるんだけどね。
アンビエント+ヒーリングって男のイメージしないし
柔らかなイメージ。
現実には居ないであろう女性のイメージだったりする。
簡単に言うたら3次と虹、どっちが好きなんだ、って
話になる訳だ(笑)
ヒーリング的な俗な配合を間違えずにアンビエントの
ドローン化をさせるのが好きでね。
それがフィールドレコーディングを入れようが一緒でね。
香水作るのに近い感覚なのかもしれん。