ピンキージャンク

ブライアン・アダムスを聴いてた頃



5月から忙しくなる(だろう)という事で、何時ものように
誤字りまくりながら、でも年に数回しか真剣に書かない
このブログを真面目に書こうかな、と思ってね。



その前にこの曲を聴いて欲しいんだよ。
殆どの人が知ってると思うんだけどね。









洋楽を聴いて、うわ!凄い!って本当に思ってた初期の頃でね。
何を聴いてもあれもいい、これもいい、って時期で。
そらそうだ。
洋楽聴いて1年経たない位だった時にブライアン・アダムスを
知ったんだし。
【FMステーション】とかを熱心に読んでた頃で、この頃は
まだパンクとかメタルとかを聴いてなかった。
ゴス心は習ってたピアノのあの応接間で知らない間に
育まれたんだろうけど、この頃はそういうのは表出して
ない時期の、俺も若葉な頃だったんだよ。
カラーの写真、アーティストの生の声(だと信じたいw)、レコード
の情報、そして今は新聞とってないけど当時はアメリカと
イギリスのチャートが京都新聞に載っててチェックしてた。
夜中には男の子なら夜にする事は性の目覚めとエアチェックだw
片思いしてる子の事を思いながら




クロスオーバーイレブン



を聴くのが日課だったんだよ。
平日は学校とクラブで忙しく、当時、塾とかに通ってたから
飯食って安心出来る自分の時間ってのがクロスオーバー
イレブンっていう2時間のラジオでエアチェックするのが
日課だったんだよ。
そこで欲しい音源を抜き、自分でベストを作り、また新たな
曲が流れたらベストを作る、そんな事を繰り返してたんだよ。
バイクが走ると電波がバリバリなって




うっせーーー!!!!バイク野郎!!!!



って当時思ってたな~(笑)
エアチェックって一発勝負だから許せなかったんだよ(笑)




家庭は親がいつも喧嘩してていつか打ち殺してやる、って
想いもあったけどこうやってラジオを聴ける事が逃げ場だった
頃でね。
そうする内にコンポを買ってもらってね。
実際にはデカイ、ラジカセでね。
松田優作も使っている、っていう



ビクターのルート2だったかな?



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緑と赤のインジケーターが子供心にワクワクしてさ。
そしてレコードプレーヤーもついていて、ダブルデッキ
だ!!!
どんなに嬉しかったか!!!
しょぼいラジカセとは違って本格的だ、と思ってさ。
だってさ、ルート2の前は勝手に外部も録音される
小さいシングルデッキタイプの、昔の英語の授業で
使ってるようなんで聴いてたし(笑)



お兄ちゃん!!(ピンキーの事)ご飯できたでぇ!!!



って思いっきり入ってるカセットとかあったしなw
だからとてつもなく嬉しかったんだよ。
車で言えば、いきなり軽のおんぼろからGT-Rに
なったみたいな、さ(笑)
今でも覚えている。
京都市の伏見区にある商店街のタニヤマ無線で
買ってもらったんだよ。
ドキドキしながら買ったさ。
全てがばら色だったのだ。





ダビングすれば音は劣化するけど、カセットを編集
する作業が楽しくって仕方なかった頃なんだよ。
音と接っする事が出来る喜び、外国の人が何を歌ってる
んか分からないワクワク感、外国の人は何を作っても
凄いんだ、走っても世界記録出せるのは外国人だ!と
勝手に思い込んでた頃で典型的な日本の少年w





丁度ルート2を購入したのがクリスマス時期。
子供だからお年玉を少し貰えるんだよ。
この年、俺の誕生日にアルフィーの【ルネッサンス】と
オフコースのカセットを2本買ったのが商品として初めての
購入で、CDプレーヤーとか持ってなかったもんで、というか
CD知らんかったし(笑)
俺のこの頃ってまだCDがそんなに普及してなかったんだよ。
だからLPがまだメインでね。
シングルもドーナツ盤だったし。
お年玉で何が欲しいか?と自問すると即効レコードが欲しい!
ってなったんで



ブライアン・アダムスの【レックレス】


デッド・オア・アライブの【ユースクエイク】



をイズミヤの小さいレコードコーナーで買ったのが正月でね。
その買ったLPが今もある。




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カセットは上記の3本が処女購入。
LPはこの2枚が処女購入となった訳だ。



俺の家の話になるが正月になると、立派な重箱に御節があり
ストーブでおでんをぐつぐつ煮る、いわばカツオと昆布な
空気=正月だと思ってたんで、外国(多分アメリカ辺りのイメージw)
のアーティストと空気感が合わんと思ってたんだけど、
人が集まる時期ってこういうのが重なってた記憶があるので
違和感なかった。
それよりもこれから初めて【高価な】レコードを買いに行くんだ!
チャリで!(笑)って想いが強かったんでレコード棚に
一枚づつあったから気前良く買おう!と思ってレジに行って、
割っちゃいかんぞ、割っちゃ!!と慎重になりすぎる位に
チャリを走らせ、家に帰ってレコードってどんな音が聴こえる
んだ!?と思って針落としたら自動で動くじゃんか!(笑)
一々全部に反応してね。
ブライアン・アダムスから聴いたけど、運良くこのアルバムは
今でも一番の彼のアルバムだと思ってるんで音質も
あのしょぼいラジカセとは思えぬ音質で響くんだよ!




まあ、俺のような年齢の人はこういう気持ちが分かるかな、とは
思ってちょっと興奮して書いてるんだけどね。
後の湿ったような変な音楽思考、破壊的にスラッシュメタルや
ハードコアパンクやノイズ、デスメタル、アバンギャルドな音楽を
聴く出発点は割りと健全な音聴いてたんだよ。
ミスターミスターとか、ジョン・キャファティーとかさ。
メタルも一応聴いてたけど、ヴァン・ヘイレンの【ジャンプ】とか
その程度でさ(笑)
オジーやらクワイエット・ライオットとかも聴いてたけど
俺の(笑)ブライアンやピートには負けるな!って思ってたからさ。




結局、ノスタルジーなんだけどさ。
割と俺は引きずる人でね。
やっぱ脳梗塞して、その10年前はすい炎とかして、持病があって
今でも先が無い可能性の方が多いと思って過ごしてるんだよ。
最近やたらこの時期の事を書くのは郷愁からであって、
今まとめたい、ってのがあるんだよ。
俺の出所ってここだ、って分かってても日記に書くってとこ
までは行かないからブログで記すか、って思ってね。
要は何時死んでもいいけど準備はしないと物は無くなる訳で。
災害に遭えば全部焼けたり粉々になったり、流されたりする
から自分が買ったレコード、及びCDって二度と手に入らない
もんなんだな、と。
同じ作品は買えてもその時に買った、ワクワクしながら買った
その盤は世界にひとつしかないもんだし。
でも、それを破壊するのが己であったり、災害であったりする訳で
月並みな言い方をすると心の記憶に残ってたらいいんだけど、
割と俺の今やってる事って贅沢に置換される時代になってね。





ブライアン・アダムスのこのLPは有名人だけあって30周年かで
通常楽曲+未発表曲と1985年のライブが入っているのが
アマゾンで売ってるのを見た。
確かに欲しいんだけど、金に余裕がないから今は買えないん
だけど、俺はこのLPで十分なんだよ。
そして、このLPで一番好きな楽曲が



Summer Of '69(邦題:想い出のサマー)



だったんだよ。
全部好きな曲だけどこの曲が正に今、思い出となってる
訳だし、自己確認出来る曲になっていたりする。
それだけ年月も流れ、俺が死ぬ頃にはロッククラシックな
部類に入るのかもしれん。




彼の楽曲と声はカナダのカラカラに乾いた空のもと、きっと
作られたんだろうな、と思える痛快なアルバムでね。
今聴いても楽曲良いし、俺の郷愁と重なって思い出の
アルバムとなっている。
ストレートで淀みが全く無い、破壊のロックではなく
瑞々しささえある楽曲とボーカルがやっぱり好きでね。




俺は何年かしたらギターすら弾けなくなるかもいしれない、と
覚悟してる。
親戚のおばさんもおばあちゃんも脳梗塞で麻痺ったし、
実際俺も脳梗塞だったし。
誰かと生きたい、という欲求も全くと言っていいほど無いし
恋愛にも興味がないし。
過去の自分と対峙し、その中で好きな、好きだった部分と
折り合いをつけたいって部分と、今後の俺のやりたい事、
やらんといかん事を半々でやってく、って感じかな。




久々に本音で書いて爽快感がある。
そしてこの曲を聴きながら、希望に満ち溢れてた頃と
ズタズタになった現在を見ながら切ねえな~(;´д⊂)と
想いながら



Summer Of '69をギターで弾く。
単純なコードで、メロも何処かで聴いたような曲だとこの曲を
初めて聴いた時に思った懐かしさがあって、泣ける。

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by kyo7272 | 2016-04-19 22:05 | 音楽
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