Star Of The Lidのメンバーからなる7人組みのユニットで
弦楽器とシンセサイザーにより、幾分クラシカルな
素養がありそうな切ないメロディと終わる事のない
浮遊感で割りと気に入ってるアーティストだ。
チェロやバイオリンなど、よく聴けば色々なクラシカル
楽器が混在しているが、浮遊感のある室内管弦楽
といった感じがするけど、それ程堅苦しくないのは
アンビエントという表現形態に落ち着いたからかもしれない。
音にふくよかな温もりがあり、深海や冬を思わせる
音色にはなってないので今の時期ちょっと良いかも
しれない。
女性コーラス的な部分も割りと入っていて、でも
ゴシックな感じは全くしない。
何処までも着地する事のない、浮遊という音に
乗って聴いてみるとちょっと気持ちがいいかもしれない。