Bass CommunionとはSteve Wilsonのアンビエントユニットである。
俗にダークアンビエントと呼ばれてるみたいだけど、俺はそうは
思わないんやけどね。
確かにゴシックっぽいのもあるけど、基本的にキラキラとした
瞑想音楽だと思っている。
でもただのヒーリングだとも思ってなくってね。
コズミックで冷たい音ではなく、どっか暖かい、でも温もり
すぎて暑いそういった音でなくって、どこか醒めながら暖かい
そんな音楽だと俺は認識している。
このアルバムの楽曲を聴けば分かると思うけど、こういった瞑想性
と人の温もりのある感触って嫌いでなく、好みであるんやけどね。
俺にしては単音のメロの方が好きなもんで、ちょっとメロウかな、
とも思えるんやけど、そこが今の俺には良いのかもしれない。
atmosphericとは大気の、とか空気の、や雰囲気といった
意味を持っている。
日本語的に解釈いしたら曖昧な表現ではあるけど雰囲気もんと
言えばそうなるし、空気の振動、と言えばそうも取れるし
要はこの音楽の効能を精神世界に求めてるのは音を聴けば
答えが出ている事だろうと思う。
メジャーな世界でロックなりポップなりがあまり耳を
つんざくような存在が居なくなってしまった中、アングラ音楽
を見るとこういったアーティストが独自の音楽を淡々と
作って良い仕事をしている。
俺も遅まきながら過去のマテリアルなりを今、音源化させ
こういったアンビエント、ゴシック、ノイズを発表して
いきたいな、と思う。どっかのロックスターのように俺は
なりたくないので(相反するが)耽美で暗い、でもどっか
希望があるような曲を作っていきたいな、と思いつつ
やっぱロックンロールでライブしてえな、とも思うんやけど
ああ、【例の奴】に約5000円もDVD代に費やすのか、と
思うとなんだかな、って気分ではある。