60年代のガレージの中でどれが強烈か?って言ったら
俺も大して持ってないから分からないけど、50枚ある中で
やっぱSonicsだな~と思ってね。
前にも彼らの事書いたと思うけど、この曲が狂おしくて好きでね。
初期パンクを探求してる時にこれにぶち当たってね。
プログレからも特にドイツのバンドからは後のパンクを想起
させるバンドも多く、でも彼らはとことんアグレッシブで
メロウな中にもガシャガシャ激しいアジテーションと異常に
高い位置でのミキシングのせいか音が割れてるとこが
愛しいんよね~。
ボーカルなんか血管裂けてるんじゃないか?って位の叫びようだ。
元々もってたパンクのアテテュードとは違うのかもしれないけど
そもそも皆そんなに志があったとは思えないし、ピストルズって
【作りもの】によってその当時の社会経済における悲惨さから
面白いからやってみようやん!的なノリはあったと思うしね。
シングル一枚で消えるてくのはざらで、発表しないまま
カセットで居なくなったバンドも多数居る。
横道にそれたけど、彼らの演奏を聴くとなかなか上手いんよね。
ライブではちとあれ、って思う事もあるけど、彼らを
60年代を代表するパンクって言うてもええんちゃうかな~と。
ガレージだなんだとカテゴライズされてるけど、パンクが
疾走感なら彼らはちっとも負けてないしね。
これ聴くたびに体の血流が良くなるような気がする。
強烈な音はまだ世界のどっかに潜んでるんやろけど、スピーカー
から唾でも飛んでくるんちゃうか?ってのはなかなかあるようで
無いので今でもこのバンドを聴くんやろな~。